こんにちは、たつおです!
仕事でも、プライベートでも「ちょっと待って」とか「もうちょっとで終わる」とか言われて待ってたら、思ったよりも待たされて「ちょっとじゃなかったんかーい!」と言いたくなる時、あるんですよね。
なんてね、さも「私はやってないですよ」みたいな言い方しましたけど、私もこれやっちゃうんですよ。
で、奥さんから
「まだ?」
「え、遅くない?」
「すごい待ったんだけど(ビキビキ」
と、お叱りを受けることがね、あるわけですよ。
それで何気なく、世間では「ちょっと」って何分くらいなのかな〜と思って調べてみたら、気づいちゃったんですよね。
うちの奥さんと同じことを言って怒ってる人が結構いるじゃんってことに。
そういうわけで、今回は「ちょっと」を時間にすると何分くらいか?
これについて、夫で、2児の父である立場から「私はこのように思います」と、あくまで低姿勢にお伝えしていきたいと思います。
目次
ちょっとを時間に直せるか?
個人的な考えとは別に、まず、公平な、世間的な結論から言ってしまいますと
状況によって変わるから、明確な数字では直せない。
ということ。
ただまあ、これっておそらく誰でも感じていて、何となくそうだろうとは思って生きているところですよね。
それでも、頭の中には
「ちょっと」って言ったらこんなもんでしょ?
という基準が誰にでもあるはずだと、思うんですよ。
なので、個人的な見解として
- 時間の「ちょっと」は、30分未満
- 時間以外の「ちょっと」もあるよ!
- 「作業量のちょっと」と「柔らかくするちょっと」に注意が必要
この3点について、話をしていきますね。
まずは、私が「ちょっと」を時間に直すなら、どのくらいの時間かについて話します。
私が「ちょっと」を時間に直すなら……?
私が思うところで、「ちょっと」を時間に直すなら
どんなに長い場合でも、30分より短い時間
かなと思っています。
ただね、これって本当に状況によりけりで、5分でも「長いわ……」って感じる場合もあるんですよね。分かります。
だってそれで何度も怒られてきたから!!
まぁ、それはさて置き……それでも限度を考えたら、状況次第で30分より少ない時間まではあるんじゃないかなーと思うわけです。
そんな私が時間を表現するために「ちょっと」を使うとしたら、待ってもらう時に使うのが一番多いですね。
具体的な言葉で、よく使うのは
- ちょっと待って
- もうちょっとで着く
- ちょっと遅れる
大まかにこの3パターン。
それぞれ、どのくらいの時間を想定して使っていることが多いか、紹介していきます。
「ちょっと待って」なら2、3分
一番ストレートな表現で、待ってもらうことを伝えるパターンですよね。
奥さんに言うことも結構あるけど、子供たちに言うことも多くて、正直ほぼ毎日発しているんじゃないかな……
「ちょっと待って」については、かなりのヘビーユーザーの私が、時間に直すなら
ほぼ、2、3分以内
5分かかったら遅いくらい
それくらいのイメージですね。
例えば
急に呼ばれたけど、別のことをやっているので「ちょっと待ってー!」
質問されたことをスマホで調べてる時の「ちょっと待ってねー」
外出の準備中とか、予定時間になって催促された時の「ちょっ……と待って」
こんな場面が思い出されるわけです。
私の焦り具合が微妙に違ったりします。
上から2つは、家事の最中に呼ばれて手が離せない時と、いま調べてるから待っててね、って言う時の「ちょっと待って」ですね。
これだと、2、3分のうちには行くけど、5分待たせたら遅い
そんなイメージですね。
3つ目は、怒られる定番のヤツ。
「何時何分には出掛けよう」とか、時間は決めてないけど「もう出発するよー」なんて時にまだ準備が終わってないんですよ。私が。
これは1、2分で戻ったとしても、そもそも時間を押してるので、発言した時点でイエローカード、もしくは一発レッドの可能性もある危険なプレーなので、特に注意が必要です。
「もうちょっとで着く」なら15分まで
2、3分よりも、長い時間を想定しているのがこのパターンで、自分が向かっているか、自分も一緒に移動しているか、状況的には2通りじゃないかなと思います。
私は移動する事には時間が掛かるものだと思っていて、多少時間の幅を考えてしまうので
遅くても15分以内には着けるだろう
というイメージですね。
例えば
奥さんが迎えに来てくれている待ち合わせ場所に「もうちょっとで着くよ」
家族で出かけてる時に、目的地までどれくらいかを聞かれて「もうちょっとで着くよ」
なんていう場面ですね。
ちなみに子ども達と一緒に出かけている時なんかは、車内で飽きた頃に「まだー?」、「あとどのくらいー?」攻撃が始まるわけですよ。
時計の感覚が無い頃は、アンパンマンのお話1回分とか、絵本1冊読み終わるくらい、とか、そう言う伝え方をしてました。
子ども達が時計を読めるようになって、あと何分くらい、って伝えることも増えましたけど、それでも到着時間が読めない時は
多分大体15分くらいだと思うけど、まぁ、あとちょっとで着くと思うよ
なんて感じで、大雑把に答えてしまうことが多いです。
「ちょっと遅れる」は、15分〜30分より少ない時間
これは、もう間に合わないことが確定している時の連絡ですよね。
遅れるにしたって、数分から10分の時間幅だったら、多少なりとも予想が出来る場合が多いと思うんです。
だから、こう言う時って
10分以上は確実に遅れてしまう
でも30分は掛からないくらいの目処は立っている。
なんていう場合に使っているかなぁと思います。
例えば
飲み会の解散とか、予定時間を押してしまう時の「ちょっと遅れそうです」
仕事の終わりが、普段より遅くなることが分かって、連絡する時の「ちょっと遅れるかも」
なんていう場面でしょうかね。
大事なのは「30分は掛からないで終わる目処が立っている」というところ。その目処が立っていないなら「まだ終わる目処が立ってない」と伝えるようにしないと、後で大変なことになります。
ちなみに「ちょっと遅れる」についてのアンケート結果を紹介しているサイトがありました。
@niftyニュース何でも調査団「「もうちょっとで着くから」の「ちょっと」は、何分からNG?」
記事内容を簡単に紹介すると
NGラインについてのアンケート・ランキングで、いくつかのテーマがあるうちの一つ。
「もうちょっとで着くから」の「もうちょっと」は、何分からNG?というもの。
有効回答数は4874件。
30秒から20分以上の中で、「もうちょっとじゃないな」と感じるのは何分くらいかをアンケートで回答してもらった結果が載っています。
男女別の割合も出ていて、なかなか興味深いです。
パパ的に、語りたいこと
ということで、「ちょっと」に関する時間の、個人的な見解をお話ししてきました。ここで一度、パパ的に語らせてもらいたい事が1つありまして、それは
「ちょっと」だけで済ませるのは、思いやりに欠ける。
という事なんですよ。
私、ここまで散々言ってきましたよね?
- 私の感覚ではこのくらいです。
- 私はこう感じるので、このくらいは予想してます。
- この場合の「ちょっと」は、何分くらいを考えてます。
これ全部、勝手に自分がそう思ってるだけでは、相手に伝わってないんですよね。
それをそのままにしてしまうと、何が起こるか。
私なりに、色々と考えた結果
自分は大事にされていないな、と感じさせてしまう
のかなと。
いやそんなことねーし!
って思うかもしれないんですが、私の奥さんの言葉を借りると、ちょっと分かってもらえると思うので、実際に苦虫噛み潰すように言われた言葉をほんの一部、ご紹介しますよ。
自分の都合で待たせるのは、人の時間を奪うこと。
ちょっとのつもりかもしれないけど、こっちの予定はすごい変わるから本当に困る。
何時に着くのかくらい言ってくれないと、迎えに行くタイミングも分からない。
子供達にも準備させないといけないんだから、早めに、時間で教えて。
いかがでしょう。
私は思い出すだけで心臓がねじ切れそうです。
「ちょっと」で済ませて、他の情報が伝わらないと、腹が立つと言うより、困るんですよね。
本当に重要な相手なら、そんな困らせるような伝え方します?ってことなんですよ。
もう1つ、自分の過去を振り返って思ったことは
なんだかんだ、待ってくれるって甘くみてるよね
ということですね。
特に私なんかは、仕事絡みの事で家族に遅れる連絡をする場合にこの傾向があって
「仕事関係だからちょっとくらいルーズな連絡でもしょうがないっしょ」
的な、甘えが潜んでいたなーと思うんですよね。
でもね、考えて欲しいのは、待たされる方は別に仕事でも何でも無いわけで、片一方がルーズで良いと思ったら、それはやっぱり良くないんですよ。
5分10分くらいで口煩く言われたくないなぁ、って思うかもしれませんね。私もそう思った時、ありました。
でもそれが「甘く見てる」ってことだし、「相手の時間を大事にしてない」ってことだよなって、今は思います。
ここでは奥さんとの関係の話だけしましたが、子供に対しても全く同じことだと思います。
気をつけなくていい、適当でいい、そんなことは、絶対ない。
そうですよね?
散々怒られてきた「ちょっと待って」ヘビーユーザーの私から是非伝えたい、気をつけて欲しいポイントはこちら
- 待たせる=相手の時間も使っている、ということを忘れない。
- 「ちょっと」で済ませず、なるべく具体的な時間も伝えよう。
と言うことで、ここまでは「時間」のことを表す「ちょっと」について、パパ的立場も含めて、個人的な見解をあれこれと話してきました。
それを踏まえて、時間のことだと勘違いしやすい「ちょっと」は、要注意だという話もさせてください。
いや、ちょっと何言ってるか分かんないな
と思ったあなた!
そう、まさにその「ちょっと何言ってるか分かんない」って、時間のことじゃありませんよね?そこで使ってるような「ちょっと」を、まるで時間のことを言ってるように使ってる場合があるんじゃないのー?っていう事なんですよ。
時間以外の「ちょっと」もあるよ!
時間以外のちょっとって、どう言う意味かと言うと
時間のことを言ってると、勘違いしやすい使い方で
- 作業量を表す場合
- 後に続く言葉を柔らかく伝えたい場合
があるんだよ、ってことなんです。
私が使ったことのある具体的な言葉を例にすると
作業量の「ちょっと」は
- もうちょっとで終わる
- もうちょっとで帰る
柔らかく言いたい時の「ちょっと」は
- ちょっと出かけてくる
- ちょっと使わせて欲しい
みたいな言葉の時ですね。これ、言われた事のある人もいるんじゃないですかね。そんなに特別な言葉じゃないですから。
解説しつつ、すれ違いの防止策も、なるべく簡単に紹介します。
作業量の「ちょっと」
この「ちょっと」って「もうちょっとの時間で終わるよ」「もうちょっとの時間で帰るよ」って言ってる風じゃないですか。
でもこれね、私が過去にやらかしたお話をしますと
実際は仕事がストップしてるのに
残りは最後の仕上げだけだから「もうちょっとで終わる」
終われば帰れるから「もうちょっとで帰れる」
なんて答えたことがね、過去にありましたね。
当然ですが、この時は時間的に全然「ちょっと」で終わらなくて、それはそれは怒られました。
防止策は、なるべく「具体的な情報」を伝えること
ここでのすれ違いを防ぐには、なるべく具体的な情報を伝えることじゃないでしょうか。
- もうちょっとなんだけど、多分1時間くらいかかる。
- あとちょっとで着替えて帰れるから、40分頃には会社出れると思う
みたいな感じで連絡を入れるように、最近は気をつけています。
これが100点の方法なのかはわかりませんが、我が家的には、今のところこの方法でトラブル無く回っていますね。
やっぱり、「もうちょっとで終わるよ」だけじゃなくて、優しみのある連絡の仕方を心がけたいもんだなーと、思うところです。
柔らかく言いたい時の「ちょっと」
もう1つが、柔らかく言いたい時の「ちょっと」です。
- ちょっと使わせて
- ちょっと出かけてくる
なんかがこれにあたるんですけど、これは例えば
空いてるパソコンとか、共有の車を「ちょっと使わせて」
休みの日に1人で「ちょっと出かけてくる」
なんていう時に使ってませんか?
これって後に続く言葉を柔らかく伝えるために置いただけの言葉だと思うんですよ。
- 使わせて、よりも、「ちょっと使わせて」
- 出かけてくる、よりも、「ちょっと出かけてくる」
どうですか?
何となく言葉の印象が柔らかくなった感じがしませんか。
これは、柔らかく伝わればそれで目的達成なので、極端な話、量も時間も想定してなくてもホイホイ使いますよね。
防止策は、「ちょっと」何をするのかを確認する
これも、大まかに言えば具体的な情報を伝える、って言うことと同じではあるんですが、この「ちょっと」って、言ってる方は意識してないと思うんですよ。
なので、「ちょっと○○」なんてことを言われた時には
どれくらい?
と一言、確認してしまうのが良いんじゃないかなと思いますね。
ちなみに私の奥さんは「ちょっと出かけるー」と私が言おうもんなら
どこ行くの?何時に帰るの?それならついでにチョコとティッシュ買ってきて。
みたいな感じで、ガッツリ確認した上におつかいまで頼むタイプです。
そのお陰か、最近ようやく、聞かれる前に
本屋とホームセンター行ってくるー。1時間くらいで帰るー。
と言えるようになってきました。
これの良いところは「1時間くらいで帰る」って自分で予想してますから、後から思い付きで寄り道して1時間延長、とかが無くなるところですね。
みんなに必ず、なんて約束はできませんが、少なくとも私は、1時間と言ったら1時間で帰れるように気をつけるようになりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「ちょっと」って時間に直したら何分なの?ということについて、パパ的立場を考えながら色々と話をしてきました。
個人的な見解ばかりではありましたが、私的まとめを再度、載せておきたいと思います。
「ちょっと」は時間に直せる?
- 状況によって変わるから、明確な数字では直せない。
- 個人的には、時間の「ちょっと」は、30分未満
- 待たせる時は、待ってる人の事を忘れると大変なことになるよ!
時間以外のちょっとって?
- 「ちょっと」には沢山の意味がある便利で難解な言葉
- 作業量のことを言う「ちょっと」
- 柔らかく言いたい「ちょっと」
- 勘違いしがちなすれ違いに要注意!
こんな感じになります。
そして、パパ的な結論は
- 待たせる=相手の時間も使っている、ということを忘れない。
- 「ちょっと」で済ませず、なるべく具体的な時間も伝えよう。
- 待ってもらえることに、甘えないようにしよう。
ということ!
とにかく、「ちょっと」という便利で曖昧な言葉に、頼りきりになってしまうのは良くないよー、と、伝えたいですね。
日本語は、曖昧さってありがちですし、似たような言葉だと「あとで」とかも仲間ですよね。
近しい間柄になると、毎度毎度細かい言葉を重ねるのが面倒になるし、どんどん言葉を省略してコミュニケーションを取るようになりがち。
便利で曖昧な言葉で、フワッとしたイメージを伝えてしまうことが増えてくるんです。
それで上手く回ってしまう時があるから、慣れてしまうんだけど、いざ問題が起きてみると言葉が足りなかったことが原因になってしまう、っていうね。

その辺を頭に入れておくだけでも、哀しいすれ違いが起きる確率を少なく出来るのかなぁとは思っています。
それでは、お付き合いいただきありがとうございました。