雑学

赤いカーネーションの花言葉と雑学いろいろ!外国には意外な意味も

こんにちは、たつおです!

赤いカーネーションと言えば、母の日の定番のお花。
もちろんお誕生日でもいつでも、プレゼントとして選ぶことは出来るのですが、特定のお花を選ぶときに、花言葉ってちょっと気になりますよね?

その花に、自分の気持ちに相応しい意味があることを知っていれば、より気持ちのこもった贈り物になると思いますよ!

 

と言うことで、今回は赤いカーネーションの花言葉について調べました!

外国での意味も調べてみたら、日本とは違う意外な意味も発見!
どうぞご覧ください!

 

 

 

 

赤いカーネーションの花言葉を紹介!

 

さっそく、赤いカーネーションの花言葉を紹介します!

  1. 母への愛
  2. 母の愛
  3. 感動
  4. 熱烈な愛
  5. 愛を信じる
  6. 純粋な愛
  7. 真実の愛

えぇっ!こんなに沢山あるの!?
って感じですよね。

 

実は赤いカーネーションの花言葉を調べてみると、同じ言葉に出会うことって少ないです。あっちでもこっちでも、微妙に違うことを書いていたりする。

これは花言葉自体に公式見解が無いからなんですが、風習とか慣習ってそういうものですよね。

国内でも関東と関西でお祝いの仕方が違ったりしますから。

 

ただ、上の一覧を見ていただけたら分かると思います。
愛に関するポジティブなイメージの言葉が多いですよね。その辺りは流石、母の日にプレゼントする定番の花!といったところでしょうか。

 

これまで母の日に花なんてプレゼントしたことないけど今年は……と考えているなら、やっぱり定番は、安心して渡せると思いますよ!

 

海外では意味が違う?

 

国が違うと、花言葉も違う!

 

ところで、花言葉が国によって結構違う、というのはご存知ですか?

上で一覧にしたのは、日本で使われている花言葉

渡す相手がいつでも日本生まれとは限りませんよね。
所変わればなんとやら、もしかしたら、母の日には合わないと思っている国もあるかも!?

 

ということで、比較対象として西洋から2カ国、アメリカとフランスの花言葉を調べた結果をご紹介します。

 

アメリカの、赤いカーネーションの花言葉

  • あなたを思って心が痛む
  • あなたに会いたくてたまらない
  • 深い愛
  • 敬愛

 

フランスの、赤いカーネーションの花言葉

  • 分かち合う愛
  • 疫病神
  • 不幸をもたらす
  • 大胆な手段
  • 別離
  • 分離
  • 気まぐれのシンボル

 

あらら?これは意外でしたね、日本ほど、お母さんへの愛情を表す意味は込められていませんでした。

アメリカでは、カーネーションの花言葉にこだわらずに相手の好きな花を送るから。
フランスでは、赤いカーネーションは墓前に供える花、というイメージが強いから。

という理由があるようです。

 

実はアメリカで「母への愛」という花言葉を持っているのは、ピンク色のカーネーション。
ただ日本ほどの定番ではなく、実際は相手の好きな花を贈る、というスタイルが主流みたいですね。

 

赤いカーネーションの花言葉、由来は?

最初に赤いカーネーションの花言葉を紹介しましたよね。
その中で、国内で使われる花言葉の由来についても調べてみたんですが、それらしい言われが見つかったのは「母への愛」だけ。

その他の花言葉は、由来になるエピソードは見つけられなかった

という残念な結果に終わりました……

 

ちなみに「母への愛」はもちろん、母の日が由来

 

赤いカーネーションの花言葉「母への愛」の由来は、母の日

  • 始まりは20世紀初め頃のアメリカ
  • 母の日に白や赤のカーネーションを贈る習慣が広まる
  • 日本では赤いカーネーションが定番になる
  • よりふさわしい花言葉が追加された

 

こんな経緯で、花言葉が追加された、と言われています。

 

それ以外の花言葉について、どんな経緯で言われるようになったのかとか、何か言い伝えのようなものがあるのか、などなどよく分からなかったんですよね。

ただ、海外に目を向けてみると、カーネーションにもそれらしい言い伝えがいくつか見つかりました。
次は、海外の代表的な言い伝えを紹介していきます。

 

 

赤いカーネーションの花言葉にまつわるエピソード

 

キリスト教圏のエピソード

 

キリスト教の中でカーネーションは

  • 白 = 十字架にかけられる前のキリスト
  • 赤 = 十字架にかけられた後のキリストの血

を表している、という説があります。また赤いカーネーションは

十字架にかけられるキリストを見送ったマリアの涙から咲いた

という言い伝えも残っています。

 

  • 深い愛
  • あなたを思って心が痛む

 

といった花言葉はこの辺りから出てきているようです。

 

 

イタリアのエピソード

 

イタリアに残っているのは、ある夫婦の話。

夫が戦争に行くことになり、妻の胸につけていた白いカーネーションの花を自分の胸につけて出陣していきました。
ところが、この夫は帰らぬ人となってしまいます。
その胸についていた白いカーネーションは赤く染まり、妻への熱い愛情を表していた。

というもので、「熱愛」の花言葉の由来として紹介されているものです。

 

ただイタリアでは、フランスと同じくカーネーションは墓前に供える花のイメージが強い、ともされています。
熱愛、と言いながらも、故人を偲ぶ愛情、という意味なのかもしれないですね。

 

 

花言葉が色々ある理由

日本だけでも言い回しがいくつもあり、国が変わると意味も変わる花言葉。上でもちらっと書きましたが、花言葉を決める公式のものが無いのです。

 

地域によって風習や慣習が微妙に違うように、言い回しが変わったり。
フランスのように、花自体がお別れの花として使われていたり。国によっても大きく扱いが変わるもの、なんですね。

 

 

 

赤いカーネーションを贈るときの注意点

 

ここまでは、赤いカーネーションの花言葉について、説明しました。
ここからは、いざ花を贈るとなったその時の注意点や、気になるポイントについて解説していきます!

 

カーネーションの本数に意味はある?

赤いカーネーションをプレゼントしよう!
そう決めて、花屋さんに向かったら、次にぶつかるであろう問題が

おやおや……?
何本買ったら良いかな?

という疑問。
わかります、お花を買い慣れていない私達のような人間は、そう言うことが気になってしまうんですよね。

でも大丈夫!

 

赤いカーネーションは本数意味は変わりません

 

バラは本数毎に意味が込められている、なんて言いますよね。

でもカーネーションはそこまで細かい裏メッセージは無いので、予算に合わせて、好みの本数でプレゼントして大丈夫ですよ。

 

 

一輪、花束、鉢、アレンジどれにする

 

この問題も悩みどころで、普段お花屋さんに行かない人ならなおさらですよね。
花言葉とはちょっと離れますがそれぞれ簡単に向き不向きを紹介しますね。

 

一輪 切り花1本をラッピング 数百円と低予算
気軽に渡せる
花瓶が必要
花束 切り花を複数、良い感じに束ねたもの
数種類の花が入ることもある
小さいものなら千円未満も可能
花瓶が必要
アレンジ 切り花を保水スポンジなどに良い感じに挿し、バスケットなどに入れたもの 千円未満のものもあるけど、バスケット代等も含まれる。

置くだけで飾れて花瓶が不要、手軽

鉢に植えてある状態 根があるので、上手に育てれば長く楽しめる。
鉢のサイズで料金は様々置場をクリアできるかがポイント

 

それぞれ、こんなイメージです

我が家は花瓶あって、奥さんがお花好き
でも鉢を置くスペースは無い。

なので花束がいいかなー?と思っています。

 

赤いカーネーションの雑学

カーネーションの話を調べていると

今まで全然知らなかった話

が色々と見つかりました。
その中でも面白かったものを2つ紹介しますね

 

赤いカーネーションの待ち受け画像は復縁に効くって?

復縁用の待ち受け画像を設定すると、復縁したい相手が連絡をくれる。

そんなジンクスがあるそうです。

そもそも復縁用の待ち受け画像、なんてものがあるとは、全然知りませんでしたよ。

 

googleで検索してみると、結果は22万1000件

これは多いのか、少ないのか、ちょっと判断しきれませんね
ただ表示されているサイトをいくつかみてみたところ

画像は、本当に様々でした。
ハート柄、ザクロの実、パワースポットなどなど。

その中の一つとして、赤いカーネーションも効果のある画像として紹介されていました。

 

母の日のカーネーション、昔は赤と白で区別があった

 

80年くらい前、母の日のカーネーションは

  • 健在のお母さんに赤
  • 他界されたお母さんの墓前や仏壇に白

だった。でも今は……

  • みんな赤で良い
  • 何色でも気にしない
  • 分けるのが礼儀

という意見が入り混じっている。

 

赤いカーネーションと言えば、日本では母の日を思い出しますよね。
でも母の日のイベントが普及した当時は、白いカーネーションも贈られていました。

  • ご健在のお母さんには赤を
  • 他界されたお母さんの墓前や仏壇には白を

80年くらい前は、そんな区別があったそうです。

ただ、その頃に小学校の授業の一環でカーネーションを配ったり、折り紙などでブローチを作ったりする時にも、色で区別することがあったそう。

白いカーネーションを持っていたら、殊更そのことを意識させられちゃいそうですよね?
やっぱりそういう声が上がったみたいで、その後、区別をやめてみんな赤いカーネーションにしよう、という時期に入ります。

そんな変遷の後、今は

  • みんな赤で良い
  • 何色でも気にしない
  • 分けるのが礼儀

などの意見が入り混じっている状態のようですね。

まとめ

 

というわけで、赤いカーネーションの花言葉と雑学について、紹介してきました。
基本の花言葉情報を、もう一度載せておきますね。

 

  1. 母への愛
  2. 母の愛
  3. 感動
  4. 熱烈な愛
  5. 愛を信じる
  6. 純粋な愛
  7. 真実の愛

 

日本ではすっかり、愛情を伝えるための意味が定着した赤いカーネーション。
普段はなかなか言葉に出来ない気持ちを込めて、プレゼントしてみてはいかがでしょうか?

 

それでは、お付き合いいただきありがとうございました。